SURIMIとはカニカマのこと!ダイエットに最適な低カロリーレシピ!
フランスやイタリアで大人気の食べ物「SURIMI」。
実はこのSURIMIは、日本人には「カニカマ」と呼ばれて親しまれている食材なんですね。
日本ですり身というと、かまぼこやはんぺんを思い浮かべますが、海外ではSURIMIといえばカニカマなんだそうです。
なぜヨーロッパでSURIMIが大人気?
ヨーロッパでは日本食ブームにより、15年ほど前からカニ風味かまぼこが「SURIMI(すり身)」の名称でスーパーに並ぶようになり、「SUSHI(寿司)」や「TOFU(豆腐)」と並んで親しまれているそうです。
「SURIMI」は魚が原料ですが、
・匂いが気にならないこと
・良質なたんぱく質が取れてヘルシーなこと
・魚よりも低価格で手に入り、加熱調理なしでそのまま使えること
が親しまれている大きな理由のようで、特にフランスではサラダ用にほぐしたものの他にも、ロブスター型や、サーモン風味のカニカマも販売されています。
それらの調理法としては、細切りのじゃがいもと一緒にパンケーキ風にしたり、タコと一緒にアヒージョにしたり、エビを使ったパスタに入れたり・・・と、バリエーションがとっても豊富!
日本では、サラダの具材として使うか、お寿司のサラダ巻きくらい・・・?しかパッとイメージできないので、このアイデアの幅の違いにはビックリです!
しかもフランスでは一人当たりのカニカマ消費量が、なんと年間平均3kgだとか!
お店でも1kgとか2kg単位で普通に売っていて、もはや日本とどっちが発祥の地か分からないほど(笑)、フランスの方たちにとってポピュラーな食材となっていますね。
カニカマ(SURIMI)は低カロリー!栄養価はどのくらい?
カニカマは、主原料となるスケトウダラ・イワシ・ホッケ・エビなどのすり身に、食塩、でんぷん、糖類などを加え、蒸したもので、脂肪分はほとんど含まれていません。
100gあたりの栄養成分は、
・カロリー:約100kcal
・たんぱく質:約10g
・脂肪:約2.2g
と、低カロリー、高タンパク、低脂肪と、三拍子揃ったダイエットにはもってこいの食品です。
ただ一つ注意すべき点は、塩分が100gあたり約1.8gと少し多めなこと。
ですので調理する際は、全体的に塩分過多にならないように気を付けていただきたいですね。
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カニカマ(SURIMI)を使ったダイエットに最適な低カロリーレシピ!
ダイエットにぴったりのカニカマ(SURIMI)を、カロリーを抑えながら美味しくいただけるレシピをご紹介いたします。
カニカマ生春巻き
【材料】
・ライスペーパー(生春巻きの皮)
・カニカマ
・サラダ菜またはレタス
・キュウリ
・にんじん
・スイートチリソース
【作り方】
1・ライスペーパーを広げ、その上にサラダ菜、キュウリとにんじんの千切、カニカマをのせ、生春巻きを作る要領で巻きます
2・スイートチリソースを付けていただきます。
※野菜は上記以外のものでも、お好みでOK!
※材料の量についてもお好みでOKですが、ライスペーパーは炭水化物のため、一枚に野菜を多めにぎっしりのせて巻くとよりカロリーオフになります。
カニカマ入りチャーハン
【材料】
・ご飯
・カニカマ
・レタス
・卵
・ねぎ
・ごま油
・醤油
【作り方】
1・熱したフライパンにごま油をひき温めたら、溶き卵を入れます。
2・ご飯を加え卵をご飯によくからめながら、ご飯を切るように炒めます。
3・1センチ幅に切ってほぐしたカニカマ、細かく切ったレタスとネギを加え、さっと火を通し、最後に醤油を軽く回し入れ味付けします。
※材料の量についてはお好みでOKですが、ご飯の量を少な目にして野菜類を多めにするとカロリーを抑えられます。またきのこ類を加えると、食物繊維も摂れ、カロリーもより抑えられます。
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カニカマはその名の通り、蟹をイメージして作られた製品ですので、蟹の代替品として用いるのはもちろん、アイデア次第で本当にいろいろな料理に使えることが、海外の方たちの料理を見てあらためて分かりました。
今までスーパーで見かけても素通りしていたカニかまですが(笑)、とってもヘルシーな日本食ですので、これからはもう少し意識して料理に使ってみたいと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。